今回は、飼いやすさ・癒し・混泳しやすさを兼ね備えた「ピグミーグラミー」について、僕の経験とともに分かりやすく解説していきます!
ピグミーグラミーってどんな魚?
ピグミーグラミーは、東南アジア原産の小型グラミーの一種。
別名「スパークリンググラミー」とも呼ばれ、体にうっすらラメが入ったような光沢がとても美しい魚です。
そして何より性格がすごく穏やか。
おっとりした動きと、他の魚との平和な共存っぷりに癒されます。

基本スペック(初心者向けに要点だけ)
体長 | 約3〜4cm(超小型) |
性格 | おとなしく臆病、混泳向き |
水温 | 24〜28℃ |
pH | 6.0〜7.5(弱酸性〜中性) |
寿命 | 約3〜4年 |
餌 | 小粒の人工飼料、冷凍赤虫など |
特徴 | ラビリンス器官あり。音を出す珍しい魚。(雄だけ) |
ピグミーグラミーの雄雌の見分け方
比較写真はないですが判別方法は下記の通りです。
判別ポイント | オス | メス |
---|---|---|
鳴くかどうか | 鳴く(チチチ…と音を出す)しょうみ聞こえない | 鳴かない |
胸びれ(腹びれ) | やや長くて先が尖っている | 丸みがあり短め |
体型 | 細身でスマート | 少しふっくらしている(特に腹部) |
色味 | 光沢が強めに出ることが多い | やや地味〜控えめ |
縄張り意識 | 軽く威嚇・音で主張することがある | 争いを避ける傾向あり |
僕が飼ってみて感じたピグミーグラミーの魅力と正直な感想
うれしい点 エビや小型魚たちと本当にケンカしない。
混泳水槽に入れてると、すごく空気を読んで泳いでる感じがして、見ていて安心します。
残念な点 姿を見せてくれる頻度は少なめ。
ピグミーグラミーは本当に臆病で、クーリーローチ以上に表に出てくれないです。きれいな見た目なのに見れる回数が少なくて悲しい(;。;)
↓水槽の掃除屋さんクーリーローチ飼育方法

飼育環境はどう整える?
✔ 水槽サイズとレイアウト
- 30cm水槽でも飼育可能性。でも45cmくらいあるとさらに安心。
- 水草・流木・浮草を入れて、隠れ家多めのレイアウトがおすすめ。
- 水流はなるべく弱く。スポンジフィルターがいいです。
※臆病な魚なので、隠れ家を作るのは必須です。ただ、隠れすぎて見えなくなる可能性があるのも事実。
なのでバランスを大切にしましょう。
混泳について|平和主義だけど相性は大事!
ピグミーグラミーの混泳しやすさはガチです。
ただし、混泳相手はちゃんと選ぶのがポイント。
一緒に入れてOKな魚 | 注意が必要な魚 |
---|---|
ネオンテトラ、プラティ、オトシン、コリドラス etc | ベタ、アピスト、メダカ(動きが速すぎるとストレス)、バルブ系 |
経験上、同種同士でも軽い小競り合いはしますが、本気のケンカにはなりません。広さと隠れ家をしっかり作ってあげれば大丈夫!
Q&A|飼う前に知っておきたいこと
Q. 水面でパクパクしてるの、病気?
→ それ、ラビリンス器官の呼吸です。正常な行動なので安心してください。
Q. 全然出てこないんだけど?
→ ピグミーグラミーは物陰にいることが多い、ちょっと恥ずかしがり屋な性格です。水草の間にずっと潜んでることも…。
そんな時は、「今日は会えるかな?」と楽しみにしてみてください。出てきた時の愛しさが倍増しますよ!
最後に|ピグミーグラミーは「見守る楽しさ」がある魚
ピグミーグラミーは、他の魚のようにいつも目立つ存在ではありません。
でもだからこそ、「ふとした瞬間に現れる」「こっちを見てる」という小さな幸せがたくさんあるんです。
初心者でも飼いやすく、混泳トラブルも少なく、
静かで平和なアクアリウムを作りたい人には本当におすすめ。
ぜひ、あなたの水槽にもこのやさしい仲間を迎えてみてくださいね!
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