今回はクーリーローチを買ってきたので、色合いと顔の小ささが特徴の魚「クーリーローチ」について、実体験を交えながら語っていきます。
この記事では、
- クーリーローチってどんな魚?
- 実際に飼ってみて感じた「リアルな印象」
- 飼育する上でのコツと注意点
- 初心者に向いてるのかどうか?
を中心に、検索でこの記事に辿り着いた方にも役立つように、正直かつ濃い内容でお届けします。
クーリーローチってどんな魚?|ドジョウ系の静かな底もの
クーリーローチ(学名:Pangio kuhlii)は、アジア原産の底棲魚。ドジョウの仲間で、細長い体とシマシマ模様が特徴的です。
最大10cmほどに育ちます。
クーリーローチは凄く温厚な魚でマジ他の魚と喧嘩しません。
大型魚、肉食魚、気性が荒い魚を除いて弱酸性を好む魚とならどんな魚とでも混永できます。

【体験談】2回飼ってわかった「クーリーローチの本質」
僕がクーリーローチを飼うの3回目なんです。2回失敗して、もう飼うのやめようと思っていたのですが、気づけばまた手にしていました。
買った理由は1匹100円?!と安かった、というのもあるけど、それだけじゃないくてあの独特な存在感がまた欲しくなってしまいました。
見応えがない…でも、だからこそ見えた時に嬉しい
クーリーローチは水槽をにぎやかにしてくれるタイプではありません。
ほとんどは物陰に隠れているか、底砂に潜っていて、存在を忘れるぐらい出てこないです。
でもたまに見える、隙間からの姿がすごく嬉しい!
なんというか、控えめな友達がたまに話しかけてくれた時の感覚です。
餌のときに寄ってくる?
餌を与えたとき、金魚のように「腹減ったくれぇぇぇぇ!」って水面まで来てくれる魚ではありません。
浮き餌には興味ゼロで、沈下性のタブレットを気が向いたときにつつく程度です。
だからこそ、餌をガツガツ食べる姿を見られた日はラッキーなんです。
餌やり頻度は少なめでもOK
クーリーローチはあまり食べない=燃費がいい魚でもあります。
他の魚の食べ残しを食べることもあり、毎日餌を与えなくてもちゃんと生きていける印象です。
むしろ、水を汚さない程度の軽めの給餌がちょうどいい。
意外とタフ!水質の悪化にもそこそこ強い
クーリーローチは地味に丈夫な魚で、水換えを少しサボったくらいじゃへこたれません。
もちろん限度はありますが、ある程度水質が安定していれば、かなり生存力がある魚です。
クーリーローチ飼育で気をつけたい5つのポイント
1. 底砂は尖っていないものを選ぶ
底砂は角のない田砂やソイル系が理想です。
大磯砂や鋭い石は避けましょう。体が傷ついてしまいます。
2. 隠れ家は絶対に必要
クーリーローチはとにかく臆病です。
流木、トンネル、石の影など、隠れられる場所がなければストレスで弱ってしまうことも。
3. フタは必須!小さなすき間からでも飛び出す
あんな見た目ですが、意外とジャンプ力があります。
水換え中や消灯後など、ちょっとした隙間から飛び出す事故がよくあるんです。
4. 餌は沈下性+動物性中心
浮くエサは無視されます。
おすすめは:
- コリドラス用タブレット
- 冷凍アカムシ
5. 夜行性なので「昼間動かない」は普通
昼間はじっとしているのが通常運転。
「死んでる?」って思うかもしれませんが、夜になるとしっかり動き出します。
観察したいなら、夜間ライトを使うのもおすすめです。
クーリーローチは初心者向き?中級者向き?
結論から言うと、“ちゃんと調べてから飼う初心者”には向いている魚です。
- 病気に強くて
- 餌も少なくて済み
- 水質もある程度耐える
ただし、見応えや派手さを求める人には不向き。
「魚は動きがあってナンボでしょ!」という人には地味すぎて物足りないかもしれません。
まとめ|クーリーローチは“主役じゃないけど、癒しの名脇役”
2回飼ってみて思うのは、
クーリーローチって「目立たないけど、いると水槽が優しくなる」存在だなってこと。
見えない時間が多くても、
餌をねだったりしなくても、
何でもないタイミングでスッと姿を現す。
その瞬間が、なんだか特別に思えます。
地味だけど、
ちょっと変わってて、
でも、ふとしたときに癒してくれる。
そんな魚が、クーリーローチです。
是非飼育を検討してみてください!
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